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子ども達と共に… 法輪寺保育園保育士 柴山 あずさ
もうすぐ退職だね 安中市文化センター
図書館司書
白石 伸恵
「専業主婦」しています   秋山 絢子
学生の夢を実現するために 高崎健康福祉大学
キャリアサポートセンター長
内田 幸子
懐かしき日々 高崎健康福祉大学
短期大学部教学課
柴崎 美智枝
子ども達と共に… 柴山 あずさ
  法輪寺保育園保育士 生活学科児童福祉専攻(第1回卒)
 同窓生の皆様こんにちは。私は生活学科児童福祉専攻の1期生として平成16年に同校を卒業しました。現在は、高崎市内にある法輪寺保育園で、毎日子ども達と一緒に楽しく過ごしています。

 私は小さい頃から保育士や、幼稚園の先生といった職業に憧れを持っていましたが、高校、短大と、保育とは全く別の道を歩み社会人となりました。社会人5年目でどうしても保育の仕事に対する憧れや夢を捨てきれず、ベビーシッターなどの勉強をしているうちにますます思いは強くなり、平成14年に同校へ入学しました。そして今は夢が叶い、保育士として働いています。

 0歳児から5歳児までの子ども達と一緒に過ごす毎日は、驚きや発見ばかりで、とても充実しています。現在は1歳児の担任をさせていただいてますが、毎日の成長が著しく、私自身も子ども達と共に成長している毎日です。

 子ども達から日々教えられることは、たくさんありますが、その一つは笑顔です。笑顔には、人を優しい気持ちにさせてくれる力がたくさん込められていると私は感じます。子ども達の無垢な笑顔を見ていると、自然と優しい気持ちになり、自分自身にも笑顔が溢れてきます。どんなに疲れていても、苦しくても子ども達の笑顔を見ると力が湧き、頑張ろうという気持ちになります。そんな環境の中で過ごせることは、とても幸せだと常に感じています。そして、これからの日本を築いていく子ども達の一番重要な時期に関わる保育士という職業は、責任重大だと思います。

 幼い子ども達が犠牲になってしまう、悲しい事件が多く起こってしまう今の社会状況の中で、私たち一人ひとりが子ども達をしっかり守り、そして、子ども達にもしっかり伝えるべきことを伝えていくことが必要だと思います。悲しい事件に巻き込まれないよう、そして、大人になっても困らないよう教えていくことも、保育士として大切なことだと私は思います。

 保育士歴は4年とまだまだ未熟ですが、理事長先生、園長先生、副園長先生そして、職員の先生方から信頼していただき、現在は、主任保育士としての仕事もさせていただいています。社会人として培ってきた経験を生かし、先生方からも協力をしていただきながら頑張っています。

 自分の夢を叶えてくれた、そして私自身を成長させてくれる法輪寺保育園に対し、子ども達と共に、これからも法臨寺保育園で勉強し、成長していきたいと思います。
もうすぐ退職だね
(司書として歩んだ二十数年)
白石 伸恵
  安中市文化センター図書館司書 家政学科家政専攻(第1回卒)
 退職、還暦。何か他人事みたいです。誕生日が過ぎて、とおに60歳を過ぎたというのに、まだ実感が湧かない。でも、確かに体力的な体の衰えは感じます。来年の今日は、仕事がないのだと思いながら、図書館司書として今出来ることは何か。一日一日を大切に仕事に励んでいます。

 私が図書館司書の資格を取ったのは、35歳でした。その頃はまだ短大で、学長されていた須藤いま子先生にご相談したら、すぐ手続きをしてくださって、「4月からではなく今からやりなさい。」と勧められ、途中(後期)から受験させていただき、いろいろな方々に支えられて、司書及び司書教諭の資格を得ることが出来ました。それと同時に、職場も学校図書館司書として中学校へ移動となり、司書としての第一歩を踏み出すことになり、100%の不安で、毎日が勉強の連続でした。5年間でしたが、先生方や生徒のみなさんに協力をしていただき、学校図書館の方向性が見えてきて、これからという時にまた、公共図書館へ移動となりました。公共図書館は、学校と違ってひとりではなく仲間がいるのと、対象が不特定です。司書としての仕事は、人と資料、人と人を結ぶ。利用者のよき相談相手になれて、利用者が何を求めているのかをわかって、求めている資料を見つける手助けができた時が、最高の喜びです。

 図書館司書は、利用者が先生、利用者によって育っていくものです。図書館の仕事は、奥が深く、これで良いという線がないのです。仲間も全国に、そして初対面でも話は通じ、意気投合し、話がつきることがありません。仕事的にはいろいろな法律も絡んできたりするので、怖さもあるけれどいろいろな人と会える楽しみもあります。話したいことがたくさんあるけれど、最後に今思うことは、自分の中で仕事をしていく上で、一番大事にしてきたことは、感謝・奉仕・友愛です。これは、短大の学長室に掲げてあったと思います。学校の校訓が私にとっては信条として今現在、心の支えとなっています。そして今、改めて須藤いま子先生の偉大さを実感し、今自分に出来ることを精一杯させていただこうと思います。
「専業主婦」しています 秋山 絢子(旧姓・野口)
    家政学科家政専攻(第1回卒)
 早いもので、卒業してから38年たちました。卒業して数年、コンピューター会社のインストラクトレスとして働きました。指導員ということでで、群馬県内、栃木、埼玉と出掛け、多くの人達と接する事が出来て充実感のある仕事でした。卒業するまでは人前で話す事が不得意でしたが、この仕事のお陰だったのでしょうか、その後は特に意識せずに話す事ができるようになりました。

 仕事をやめ結婚してからは、ずっと専業主婦です。長女が生まれて間もなく、夫の転勤で九州・福岡へ転居しました。親類も知人もいない所での生活は、最初は心細く、毎日飛行機を見ては里心がついていましたが、すぐ子育てを通して友達もでき、次女が生まれ夫の転勤で東京へ戻るまでの5年間は、結構楽しく良い思い出が残りました。

 福岡から千葉県流山市へ転居して4年間、ここでも友達ができ、今でも連絡を取り合っています。その後現在の住居のある埼玉県に移って約20年。こちらへ来てからは子供に手がかからなくなったので、ボランティア活動やコーラス等のサークル活動にも参加しています。

 実は私は小学5年生の時からコーラスを始めています。途中空白の時期がありますが、今でも続けています。昨年は次女と一緒に「東京交響楽団」との「第九」に参加しました。練習を重ねて無事歌い終わった後の醍醐味はなんとも言えない気分、スカッと気持ちの良いものでした。参加して良かったと思っています。又、嬉しい事に夫と長女が花束をプレゼントしてくれました。

 結婚し、子育てをしながら途中アルバイトとして働く事もありましたが、ずっと専業主婦として過ごしてきて思う事は、仕事を持って働く事も大切ですが、家の様々な事を熟知して家族をバックアップしていく事が、私にとっての生き甲斐ではないかと思っています。

 「専業主婦」私は楽しんでいます。
 今では子供達もそれぞれ自立し、年に数回、皆の職場のある都内で、家族皆での食事会をしています。もちろんお酒も飲みますよ。
学生の夢を実現するために 内田 幸子(旧姓・須藤)
  高崎健康福祉大学
キャリアサポートセンター長
家政学科家政専攻(第8回生)
 私が母校を卒業してから、早いもので32年の歳月が経とうとしております。平成18年1月よりキャリアサポートセンター長という大任を仰せつかり、その責任の重さに日々身のひきしまる思いです。大役ではありますが、教育者の視点から微力ながら精一杯やっていく所存でございます。

 平成15年12月、かつての「就職指導室」(皆様も在校中には、きっと足を運ばれたことでしょう)は、学生の就職活動、資格取得から卒業後のフォローアップまでを総合的に支援する「キャリアサポートセンター」に生まれ変わりました。キャリアサポートセンターの最大の使命は、学生の夢を実現するために多方面から支援していくことにあります。

 これからもスタッフ一同、学生の就職率100%達成に向けて努めて参ります。同窓生の皆様から求人情報がいただければ幸いでございます。

 どうかご支援、ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
懐かしき日々 柴崎 美智枝
  高崎健康福祉大学
短期大学部教学課
家政学科家政専攻(第7回生)
 短期大学卒業と同時に事務局教務課に勤めることとなり、これまで多くの後輩達の巣立ちを見て参りました。特に平成2年からの十年あまり、学生課で就職を担当していたころが最も学生と接した時期でした。

 就職がなかなか決まらず、何度も就職指導室に通ってきた学生には、やはりこちらも何とかしてあげたいという気持ちが強く起こり、たとえ学生が諦めかけても希望を捨てないように励ましながら…。苦労すればするほど、採用の通知をもらった時の喜びは大きく、同時にほっと安心したものでした。バブルの崩壊とともにやってきた就職難は、本当に私にとっても大きな試練の時だったと思います。

 現在は、教学課課長としての責務を果たすように努める日々です。学生と直接、接することも少なくなってしまいましたが、毎年卒業式で美しい袴姿を見る度に、あの頃のことが懐かしく思い出します。
2005.03
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